アウトレットで安かった「QNAP TS-883XU-RP-E2124-8G」
オリオスペックさんで発売されていたアウトレットの「QNAP TS-883XU-RP-E2124-8G」を購入
かなり古いモデルかつ保証等の兼ね合いもありますがお値段なんと66,000円(税込)で未開封品。
メインで使っていた「TS-431P」が32bitARMでメモリ1GBとスペック不足が辛くなってきたところ以下のポストを発見し衝動買い。
その時、ファンの騒音について何も考えてなかった。
構成
せっかくXeonも積んだNASなのでメモリも換装し構成は以下の通り。
種類 | RAID | シリーズ | 容量 | 備考 |
ドライブ | RAID10 | Seagate BarraCuda | 16TB*4 | NAS向けではないが。4本買って1台初期不良(涙) |
ドライブ | RAID1 | WD Red Pro | 10TB*2 | 旧NASからの引き継ぎ |
ドライブ | RAID1 | WD Red | 8TB*2 | 旧NASからの引き継ぎ |
キャッシュ | RAID1 | FireCuda 530R | 1TB*2 | NAS向けでh(ry |
メモリ | – | Samsung | 8GB*4 | ECC DDR4 |
ちなみに家で稼働している(いた)NASは以下の通り。
・QNAP TS-431P:TS-883XU-RPに引き継ぎ
・QNAP TS-230:継続使用
TS-431Pはメモリやらアーキテクチャの関係からもっさり(もともともっさりではある)でウイルスチェックもまともに回らないレベルになってきたので退役させました。TS-230はまだ使えるなということで続行。
エンタープライズNASってどう?
型落ちだけど満足!QuTS hero使用可、安心感や拡張性すごい。
ZFSベースのQuTS heroが使えたり今どきのハイエンドNASだとあたりまえかもですがPCIEが豊富だったりXeon搭載だったりで今まで使っていたものと段違いでキビキビ動き、安心感と拡張性が高く満足しています。
追加で非純正のM.2増設用PCIeカード「GLOTRENDS PA09-HS(購入時1,399円(税込))」を2枚インストールしてキャッシュ代わりに使用。(純正PCIeでないと”ストレージ”には使えません。)またMellanox ConnectX®-4 Lx SmartNICな「QXG-10G2SF-CX4」が標準で刺さっているのでSPF+(10G*2)が使用可能でSSDキャッシュを使った高速転送もボトルネック無く利用可能。
旧型かつ4コアなもののXeon搭載でGUIはキビキビ動くのでdockerなら動かしても大丈夫そうなのでそのうちチャレンジしてみたい。
ファンの音は何も考えてなかった(煩い)
ラックマウントなので当然のように煩いです。
PSU(Delta製/250W)も標準で2台刺さっておりフルで回っている感じしそちらも大概ですが、、、システムファンにSUNON「PF60381BX-0000-S99(DC12V/30W/60x60x38mm)」が2機ついておりこちらがフル回転(10,000RPMover)するとまるでそこはサーバールーム。
システムにおける中速(4,600-4,800RPM)であればギリギリ耐える(個人の感想です。)のでひとまず大丈夫なのですが頭になかったので最初びっくりしました。
結果的には買ってよかった。
アウトレットで安いじゃんで買った型落ちエンタープライズ向けNASですがファンの音以外は非常に満足しています。
音にさえ目を瞑れば値段は破格で色々と使い道もあるもはやサーバースペックのNASでワクワクします。
ただし、これから冬に入っていくので運用的にも問題ない時期ですが夏に向けては少し対策を考えないとまずそうだなと。今は作業部屋に全部突っ込んでるので部屋を確保するしか無いのかなぁ。
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